冬になると「猫が水をあまり飲まなくなった…」と心配になる飼い主さんは多くいます。気温が下がる季節は、猫の飲水量が自然と減りやすく、放置すると 泌尿器トラブル・便秘・脱水 につながることも少なくありません。
また、野良猫出身の子は水を飲みづらい?という話も聞きました。
この記事では 冬に猫が水を飲まなくなる理由・飲ませるための工夫・野良猫出身の猫が水を飲みにくい理由 を私なりにわかりやすく解説します!
■ 冬に猫が水を飲まなくなる主な理由
1. 気温が下がると喉の渇きを感じにくくなる
寒くなると猫は体温維持のために代謝を落とし、夏ほど汗もかかなくなります。
そのため 喉の渇きを感じにくく、水を摂る必要性が減ったと脳が判断 するため、飲水量が自然に低下するようです。
2. 水が冷たくなることで飲みたくなくなる
また、冬は水が冷たく、猫にとっては刺激が強い場合があります。
特にシニア猫や寒がりな子は「冷たすぎる水=飲みたくない」と感じてしまい、結果的に飲水量が下がります。
3. 部屋の乾燥で水分が奪われても、気付きにくい
暖房を使用する冬は室内が乾燥し、実は猫の体は水分を失いやすい季節です。
しかし乾燥による水分不足は喉の渇きとして実感しにくいため、 脱水が進んでいるのに水を飲まない 状態になりがちです。
4. トイレに行くのが寒くて水を控えることも
トイレが廊下や寒い場所にある場合、猫は「寒い思いをしたくない」と感じて 無意識に水を控えることがあります。なんだか人間みたいですね。
これは高齢猫や運動量の少ない猫ほど起こりやすい傾向のようです。
■ 冬でも猫にしっかり水を飲ませる方法
猫が好んで水を飲むようにするためには、少しの工夫が効果的です。以下の対策を順番に試してみましょう。
1. ぬるま湯を出してあげる(38〜40℃)
猫は冷たい水よりも 体温に近いぬるま湯 を好む場合が多く、特に冬は効果的です。
朝と夜に新鮮なぬるま湯を入れてあげると、飲水量が明らかに増えることがあります。
AIに調べてもらいました!器や、外気温にもよるそうなので、参考程度にお考えください!
15℃程度の100mlの水を38度前後にするには33~37mlの沸騰したお湯を入れるといいとのことです!(総量133~137ml)
お手軽なのは、ペットボトルに入れてコタツなどに入れておくとちょうどいいかもしれませんね。
こんなのもあるみたいです。名前可愛いですね。(ピュアクリスタル専用設計のウォーマーになります。別途、ピュアクリスタル本体の購入が必要です)
2. 水飲み場を増やす
猫は「見つけた場所で飲む」習性があるため、
部屋の複数箇所に水皿を置くと飲む頻度が増える ことがあります。
特に暖房で乾燥が気になるリビングや、猫がよく過ごす場所に増設するのがおすすめ。
なぜだかうちの猫は、台所のシンクで水を飲みたがります。それぞれ飲みやすい場所があるのかもしれません。
3. ウォーターファウンテン(自動給水器)を使う
動く水を好む猫には、自動循環式の給水器が非常に効果的です。
流れる水は新鮮に感じ、飲む量が増える子が多くいます。
おすすめはこちら(上記のウォーマーも使えます)
4. ウェットフードを増やす
水を飲まない猫には
「食事で水分を摂る」方法が最も簡単で確実な対策 です。
ウェットフード(パウチや缶詰)は約70〜80%が水分なので、無理なく水分補給ができます。
さらに
- ウェットフードに少量のぬるま湯を加える
- カリカリをふやかして与える
なども効果的。
5. トイレ周りを暖かくする
もしトイレが寒い場所にあると、トイレを嫌がり水を飲む量が減る原因になります。
ヒーターを使う必要はありませんが、
冷気が入らない位置に移動する・暖かい部屋に近づける
だけでも改善します。
6. 器を変えるだけで飲むことも
猫は意外と器の素材や深さに敏感。
以下のようなものが良いでしょう。
- 陶器・ステンレス製の器(匂いが少ない)
- 浅めで広い器(ヒゲが当たりにくい)
器を変えただけで急に飲むようになるケースも珍しくありません。
■ 野良猫出身の猫が水を飲みにくい理由は?
元野良猫の子は、拾った年齢にもよりますが、飼い猫とは違う生活をしてきたため
「水が怖い・慣れない」という理由で飲まないことがあるようです。
代表的な要因を紹介します。
1. 「水は危険なもの」と学習している場合がある
野良時代、
- 雨水
- 水たまり
などから水を飲んでいた猫は、 「安全な水」を経験していない ため、家の器に入ったままの止水が逆に不安に感じられることがあるようです。
また一説には、野良猫時代に食べてきた獲物から水分を摂取しているという考え方もあるようです。
2. 警戒心が強く、周囲を気にして飲めない
野良猫出身の子は、生活の中で常に周囲に警戒していたため、
「背中を見せる時間=危険」 と感じがちです。
水を飲むときは下を向き、周囲への警戒が弱まるため、
安全と感じるまで飲むのに時間がかかる ことがあります。
3. 器・場所・音に敏感
止水とは逆に給水器のモーター音や、器の匂い、床材の冷たさなど、
小さな要素で飲みにくくなることがあります。
特に冬は床が冷えやすいため、
「水飲み場が冷たい=落ち着かない」
と感じて近づかないケースもあるようです。
4. 人の目があると飲まない子も多い
野良出身の猫は「人と距離を取る習慣」が残っていることがあり、
飼い主が近いと安心よりも警戒が勝ってしまい、
結果として水を飲む機会が減ります。
■ 野良猫出身の子が水を飲むようにする工夫
- 静かで暖かい場所に水飲み場を置く
- 温かい水を準備する
- 器を陶器に変える
- 給水器を使う場合は静音タイプにする
- 人が見ていない時間帯にも飲める環境を作る
- ウエットフードで水分を補う
心配になりますが、無理に飲ませず、猫が「この場所は安全、水は安全」と感じられるように環境を整えるのが大切です。
■ 冬に猫が水を飲まないときの注意点
しかし次のような症状が出た場合は、単なる飲水量の低下ではなく 病気のサイン の可能性があります。
- 尿の量が極端に少ない
- 尿が濃い、色が濃い
- 便秘が続く
- ぐったりしている
- 食欲が落ちている
冬は泌尿器系のトラブルが増える季節なので、気になるときは早めに動物病院に相談しましょう。
■ まとめ
冬は気温の低下や乾燥などの理由から、猫の飲水量は自然と減りがちです。
しかし放置すると 腎臓病・尿路結石・便秘 など重大なトラブルにつながるため、飲水量を増やす工夫が大切です。たびたびの確認になりますが、以下のことに気を付けて与えてみましょう。
- ぬるま湯を出す
- 水飲み場を増やす
- 静かな場所に置く
- 器を変える
- ウェットフードで水分補給する
特に野良猫出身の子は警戒心や慣れの問題で飲みにくいことがあるため、
「安全で暖かく、静かな飲み場」を用意してあげることがポイントです。
あなたの猫が冬でも安心して水を飲める環境を整え、健康な冬を過ごせるようにサポートしてあげてくださいね。あなたと猫の充実した日々を応援しています。


コメント