寒い季節になると、「うちの猫が毛布を嫌がる…」「せっかく暖かい毛布を用意しても使ってくれない」と悩む飼い主さんは意外と多いみたいですね。
実は、猫が毛布を嫌がる理由は「生地の素材」や「触り心地」によって大きく変わります。猫はとても繊細な感覚を持つ動物のため、人間が快適と感じる毛布でも、猫にとってはストレスになることもあるのです。
この記事では、生地の種類別に猫が毛布を嫌がる理由と、その対策 を詳しく解説します。
猫が安心して使える毛布を選べるよう、ぜひ参考にしてください。
1. フリース生地:静電気が苦手で嫌がることがある
● 猫が嫌がる理由
フリースは軽くて暖かく、人間にとっては便利な素材ですが、基本猫にも好まれますが、敏感な猫にとっては気になる点があります。
- 静電気が発生しやすい
- 猫の毛が絡みつきやすい
- 触り心地が滑りすぎて安心できない猫もいる
特に静電気は猫にとって大きなストレスとなり、「毛布に近づくとパチッとした経験」をすると、次から使わなくなることがあります。
● 対策
- 静電気防止スプレーを使う(ペット用)
- 湿度を40〜60%に保つ(静電気防止)
- フリースよりも静電気が起きにくい「綿混フリース」などに変更
- 猫用のブランケット(静電気対策済)を選ぶ
湿度を気をつけていると、我が家の愛猫はよくこのフリース生地の上に寝ることが多いです。一般的でお手頃の価格なのもいいですね。
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2. コットン(綿)生地:匂いの残りやすさが原因になる場合も
● 猫が嫌がる理由
コットンは通気性が良く、肌触りも柔らかいので多くの猫に好まれますが、以下の理由で嫌がる猫もいます。
- 洗剤や柔軟剤の匂いが強すぎる
- 新品の綿素材独特の匂いが苦手
- 毛布が重くて動きにくい
猫は嗅覚が人間の数万倍と言われるため、「少しの香りでも強烈」に感じてしまいます。できる限り、猫の気に入った柔軟剤を選び、頻繁に変えないようにしましょう。
● 対策
- 無香料の洗剤・柔軟剤で洗う、または同じものを使い続ける
- 新品の毛布は一度洗って匂いを落とす
- 軽量タイプのコットン毛布を選ぶ
- 猫の寝床などお気に入りの匂いがついた物を近くに置く
3. ボア・モコモコ生地:暑すぎ・刺激が強いと感じるケース
● 猫が嫌がる理由
もこもこのボア素材は見た目も暖かく、冬に選びがちですが、猫にとっては次の点が気になりやすいです。
- 毛足が長い素材が苦手
- 埃が絡みやすく、鼻がムズムズする
- 体温調節がしづらく、暑すぎる
- 毛の摩擦を嫌う猫もいる
特に短毛種の猫は、毛が長い生地が皮膚に触れる感覚が苦手な場合があります。
● 対策
- 毛足の短いボア素材に変更
- 暖かすぎる場合は、部屋の温度を調整(20〜23℃が目安)
- 毛布を広げすぎず、猫が上に乗るだけのスペースを作る
- こまめにホコリを落として清潔に保つ
4. キルティング生地:硬さやゴワゴワ感を嫌がる猫もいる
● 猫が嫌がる理由
キルティング毛布は保温性が高い反面、以下のような点が猫にとって気になることがあります。
- 表面が硬くてゴワゴワする
- 動くとシャカシャカ音がして落ち着かない
- 体にフィットしづらく安心感がない
猫は柔らかいものを好む傾向があるため、硬い素材は避けられがちです。
● 対策
- 柔らかい素材と併用する(コットンやガーゼを上に薄く敷く)
- 音がしにくいタイプのキルティング毛布を選ぶ
- 猫が使う部分だけに柔らかいカバーを付ける
5. マイクロファイバー:静電気+毛が絡むのが苦手な猫が多い
● 猫が嫌がる理由
マイクロファイバーは暖かくて軽い素材ですが、猫にとっては以下が問題になることがあります。
- 静電気が非常に起きやすい
- 毛がつきやすく、絡みつく感覚が嫌
- 密度の高い触り心地が苦手な猫も
静電気+毛の絡みつきは、猫が最も嫌う毛布の特徴になります。できるだけ避けるのが無難です。
● 対策
- 静電気の起きにくい素材に変更
- 加湿器を使って静電気を軽減
- マイクロファイバー専用の柔軟剤で静電気対策
6. ウール(毛)素材:チクチク感や重さが原因になることも
● 猫が嫌がる理由
ウール毛布は保温性に優れていますが、猫にとっては刺激が強いことがあります。
- 毛の太いものはチクチクして不快
- 重みがあって身動きが取りにくい
- 匂いが残りやすい
猫の皮膚は非常に敏感なので、人間には感じない刺激もストレスになります。
● 対策
- ウール100%ではなく混紡タイプにする
- チクチクしにくい加工の毛布を選ぶ
- 薄手で軽いタイプを選ぶ
猫が毛布を使ってくれるようになるための総合対策
◆ 1. 猫自身に選ばせる
複数の素材の毛布を置き、猫が好むものを選ばせる方法はとても効果的です。
布団には来ないけど、いつもある布の上によく座る、お気に入りのベッドがある場合は、その素材を確認してみましょう。
◆ 2. 匂いの工夫
- 愛用のベッドの匂いを移す
- 飼い主の着古したTシャツを上に重ねる
匂いは猫の安心のカギです。
◆ 3. 毛布の置き方を変える
- 完全にかぶせるのではなく、上に乗るだけでOK
- 隠れるスペースが好きな猫には“トンネル状”に置く
- 日向に置くと暖かく使われやすくなる
まとめ:猫が毛布を嫌がる理由は生地によって違う!原因を知れば解決できる!
毛布を嫌がる理由は、静電気、匂い、触り心地、温度、重さなど、生地によってさまざまです。
猫はとても繊細な動物なので、「この毛布は嫌いだけど、別の素材なら使う」ということはよくあります。
猫の好みに合わせて素材を選び、快適に使える環境を整えてあげることが大切です。
生地の特徴を知れば、きっとあなたの猫も心地よい毛布で気持ちよく眠ってくれるはずです。もしかしたら一緒に寝てくれるかも?


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