冬になると「猫がトイレに行きたがらない」「排泄の回数が減った」「トイレの前でためらっている」ということありませんか?
猫は比較的寒さに強い動物ですが、実は 寒さによる行動変化 がトイレへ行かないなどの問題を引き起こすことも。
放置すると 便秘や膀胱炎、尿路結石 などの重大なトラブルにつながる可能性もあるため、早めの対策が必要です。
この記事では、
✔ 猫が寒い時期にトイレへ行かない主な原因
✔ 原因別にできる対処法
✔ すぐ病院に行くべきケース
をできるだけわかりやすく解説します!
■ 猫が寒い時期にトイレへ行かない主な原因
1. トイレの場所が寒い・冷たい
冬になると、トイレが置いてある場所(脱衣所、廊下、玄関付近など)が 家の中でも特に冷える場所 になっていることがあります。
猫は寒さが苦手なため、「行きたくない」と感じて我慢してしまうことがあります。
2. 砂が冷たくて入りたくない
猫砂やトイレ本体がひんやりしていると、足裏が敏感な猫にとって不快です。
特に足の裏から体温が奪われるため、冬はトイレの冷たさ問題が深刻になります。
3. トイレまでの動線が寒い
トイレ自体は温かい場所でも、
トイレに行く通路が寒い・床が冷たい
という理由で行くのをためらう猫もいます。
特にシニア猫や関節の弱い猫は、寒さで動きたがらなくなるため影響が大きいです。
4. 寒さによる飲水量の低下で尿が減る
冬は水を飲む量が自然と減り、
その結果として 尿量が減る → トイレ回数も減る
という変化が起こります。
この場合、実際には「行かない」のではなく「出ない」ためトイレの回数が少なく見える状態です。システムトイレでトイレシートを使用していると特にわかりやすいです。
5. ストレスや環境変化
暖房器具の配置、家族の動き、来客などで外の空気が入るなどの環境が変わると、猫はトイレを避けることがあります。
冬は家庭内の活動パターンが変わりやすく、トイレ回数に影響が出ることもあります。
■ 【原因別】猫が寒い時期にトイレへ行かない時の対処法
● 原因①:トイレの場所が寒い場合
対処法:トイレの設置場所を見直す
- 暖房の効いた部屋の近くへ移動
- 冷気が入りやすい玄関・廊下を避ける
- 断熱シートを壁に貼る
- カーテンやパーテーションで周囲を囲う
- 壁のあるトイレを使用する。
トイレの「寒さ対策」だけで改善するケースがとても多いです。
おすすめはこちら(システムトイレに目隠しの壁があり、比較的冷気に強いです。)
● 原因②:トイレや砂が冷たい
対処法:トイレ自体を温かくする
- トイレの下に断熱マット・ジョイントマットを敷く
- 猫砂を使う前に室温に馴染ませる
- 冷たくなりやすい金属製トイレは避ける
- フード、壁付きトイレで空気の冷えを軽減
猫砂の温度は意外と重要で、冬場は冷たくなった砂を嫌がる猫が多いです。
● 原因③:トイレまでの動線が寒い
対処法:移動ルートを温かくする
- 床にラグやカーペットを敷く
- 暖房の効いた部屋とトイレの距離を近くする
- トイレの数を増やして負担を減らす
特にシニア猫の場合は、温かい場所のすぐ近くにトイレを複数設置するのがおすすめです。
● 原因④:冬の飲水量低下
対処法:水を飲ませる工夫をする
- ウェットフードを増やす
- ぬるま湯(38〜40℃)を置く
- 自動給水器を使う
- 水飲み場の数を増やす
- 温かい場所に水を置く
水を飲まないと 膀胱炎・結石 のリスクが一気に上がるため、冬は特に要注意です。ウエットフードウォーマーもおすすめです。
● 原因⑤:ストレス
対処法:環境を整えて安心できるトイレに
- 人の出入りの少ない静かな場所に置く
- トイレを清潔に保つ
- 使用回数が多ければ複数設置する
- 新しいトイレや砂に変えた場合は慣らす期間を作る
冬は家の雰囲気が変わるため、ストレスを受けやすい猫もいます。
「いつもと違う動線」「新しい家具」など思わぬ変化に敏感なので要チェックです。
■ すぐ病院に行くべき危険サイン
以下の症状がある場合は、寒さだけでなく 病気の可能性 が高いため早めに受診してください。
- 24時間以上尿が出ていない
- トイレに何度も入るのに出ない
- 痛がるような様子が見える
- 血尿がある
- お腹が張っている
- ぐったりしている
特にオス猫は 尿路閉塞(命に関わる) を起こしやすいため要注意です。
■ まとめ:寒い時期のトイレ問題は「環境改善」で大きく変わる
猫が寒い時期にトイレへ行かないのは、
多くの場合 「寒さ」や「不快感」 が原因です。
- トイレ周りを温かく
- 動線を快適に
- 水分補給を意識
- ストレスの少ない環境にする
これだけでも行動が改善するケースは非常に多いです。
寒さによる行動変化は冬の猫にはよくあること。
しかし放置すると健康トラブルにつながることもあるため、気づいたときに早めに対策してあげましょう。


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