はじめに
ある日、道端で鳴いている小さな子猫を見つけた…。そんな経験、猫好きなら一度はあるのではないでしょうか?
「この子猫、大丈夫かな?」「すぐに病院に連れていった方がいい?」「何を準備すれば?」
今回は、野良の子猫を見つけたとき、動物病院にいつ行くべきか、その判断のポイントや注意点をまとめました。
結論:できるだけ早く病院へ。ただし準備も大切!
野良の子猫は、感染症や寄生虫、栄養失調などのリスクが高いため、基本的にはできるだけ早く動物病院に連れていくのが望ましいです。
ただし、保護直後に以下の準備や判断をしておくと、より安全でスムーズです。
病院に行く前にチェックしたいポイント
1. 子猫の様子を観察する
まずは子猫の状態を確認しましょう。
- 目や鼻に目立つ分泌物(目脂など)があるか
- 呼吸が荒くないか、咳をしていないか
- ぐったりしていないか
- 体が冷たくないか(子猫は低体温になりやすい、正常は38度くらいです)
※ぐったりしている場合や、呼吸が苦しそうな場合は緊急対応としてすぐに病院へ。
2. 子猫の月齢をざっくり判断
子猫の月齢によっても対応が異なります。
- 生後0〜3週:へその緒がついている/目が開いていない
- 生後3〜5週:目が開いて歩き始めているが、まだミルクが必要、歯が生え切っていない
- 生後1ヶ月以上:歯がしっかりとしており、カリカリやウェットフードを少し食べられる
月齢が低いほど体力がなく、急変するリスクが高いため、特に生後1ヶ月未満の場合は早急な診察が必要です。
病院に行く際のポイント
1. 連れて行く時間帯はなるべく診療時間内に
夜間や休診日の場合は、救急病院も選択肢になりますが、まずは一般の動物病院の診療時間内に連れていくのがベストです。
近くに救急対応の動物病院がなく、ぐったりしていない、体が冷えていない場合は、翌日に連れて行くのが良いです。
2. 事前に電話で連絡を
「野良猫の子猫を保護した」と伝えることで、病院側も準備がしやすくなります。感染症のリスクを考慮し、他のペットと接触しないよう配慮してくれることも。電話の際には、さらに生まれてから何週目くらいかを上の欄を参考に確認してから連絡するとスムーズです。
ワクチンやノミ取り薬などは、生後4週以上経っていないと処方できない場合があります。
3. 動物用キャリーやタオルを用意
移動時は、できればタオル+動物用のキャリーケースが望ましいです。子猫は臆病で、突然暴れることもあります。対策としてタオルなどで包むと落ち着く場合もありますので、使い捨てできる古いタオルを準備しましょう。
キャリーケースが準備できない場合は、衣装ケースに入れたりすると良いです。ダンボールの利用は、子猫の年齢によっては爪、歯が発達しており、移動の際に壊して出てくることがあります。利用の際は、予備を準備するか、生後一ヶ月未満の子猫に限定しましょう。
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病院で受けられる主な検査・処置
- 健康チェック(体温、体重、脱水など)
- ノミ・ダニ駆除
- 寄生虫(回虫など)の検査と駆除
- ウイルス検査、ワクチン接種(猫エイズ・白血病)
- 今後の育て方のアドバイス(ミルク、離乳食、トイレなど)
ノミ・ダニ駆除、ワクチン接種に関しては、子猫の年齢によっては受けられない場合があります。寄生虫検査は便で行いますが、基本的には、体温を測る際に肛門ではかり付着した便で確認するので、準備は不要です。
まとめ
野良猫の子猫を見つけたとき、できるだけ早く病院で健康チェックを受けることが大切です。ただし、焦らず、状態の観察や必要な準備をしてから向かうのが理想的。
保護猫との出会いは偶然のようで運命的。あなたの優しさで、ひとつの命が救われるかもしれません。
あなたと保護猫の明るい未来を応援しています!


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